つるエデンローズ Eden Rose,Climbing
人目を引く花色と強い香りが魅力。
バラは樹形から3タイプに分けられます。
木立ち性(ブッシュ・ローズまたは木バラ)、半つる性(シュラブ・ローズ(S))、つる性(つるバラまたはクライミング・ローズ(CL))です。
クライミングローズ(Climbing Rose)は、つる性のバラをさします。
「CL」と略記されます。
つるエデン・ローズは、1962年にフランスのメイアン(Alain A. Meilland)が作り出したバラの品種です。
「返り咲き」という表記が多いつるバラですが、「一季咲き」の春一度と考えた方が良いでしょう。
早咲き品種でカップ咲きから見事なクォーター・ロゼット咲きになります。
樹勢が強く茎も太く伸びます。丈夫で育てやすい品種。
人目を引く花色と強い香りが魅力。パープルピンクの巨大輪の花が樹を覆って咲く様は見事です。
つるバラ以外で日本では「エデンローズ」というバラが京成バラ園からでています。
【基本データ】
科属:バラ科バラ属
系統:CLクライミングローズ、ツル性
英名:Eden Rose,Climbing
別名:ピエールドゥロンサール
花期:4~6月
花色:ローズピンク色
花の大きさ:大輪 12cm
香り:中香
花形:カップ咲き
樹形:クライミング樹形
開花性:一季咲き
樹高:~300cm
作出:フランス/Alain A.Meilland/1962年
交配親:(Danse des Sylphes×Handel)×Kalinka Climbing
利用法:庭木
撮影:2018.05.11 神代植物公園
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