俗に赤トンボと呼ばれるトンボで、トンボ科アカネ属に分類され、日本では全国的に広く分布しており、普通によく見ることができます。狭義にはこの種だけを赤トンボと呼ぶことが多く、季節による長距離移動がよく知られています。
アキアカネは、暑さに弱いことから平地で成虫になると、すぐ涼しい山岳高地へ移動を行い、秋になって涼しくなると平地に戻ってくるトンボです、この移動距離は他のトンボと比べて極めて長距離であることがよく知られています。
アキアカネを含むほとんどのトンボは1年1世代といって、1年でその一生を終えます。
目:トンボ目(蜻蛉目) Odonata
亜目:トンボ亜目(不均翅亜目) Anisoptera
科:トンボ科 Libellulidae
属:アカネ属 Sympetrum
学名:Sympetrum frequens
和名:アキアカネ
漢字表記:秋茜
出現期:6~11月
色:オレンジ~赤
エサ:昆虫
腹長:23~31mm
体長:約40mm
分布:本州、四国、九州
撮影地:都立水元公園
撮影日:2008/10/21
カメラ:Canon EOS 30D