イヌホオズキ・犬酸漿 Black nightshade

茎の節間から花枝をのばし、先に径6~7mmの白色の花をつけます。

イヌホオズキ・犬酸漿 名前の由来はホオズキに似ているが役に立たないことからつきました。
野の花でイヌがつくと役に立たないという意味があり、いわゆる雑草です。
都立水元公園内の空地に広範囲に茂っているのを観ることができます。
畑や道端、空き地などに生える一年草。茎は分岐して横に広がり、高さ30~60cm。
茎の節間から花枝をのばし、先に径6~7mmの白色の花をつけます。
花冠は5深裂して反り返る。葉は長さ3~10cmの全緑または波状鋸歯のある卵形。
果実は黒熟する球形の液果。
食用にすると、ソラニンなどを含む有毒植物であり、発汗、下痢、腹痛などを起こしますので注意。
犬の付くものは結構多く、イヌツゲ、イヌガヤ、イヌガラシイヌコリヤナギ・犬行李柳、イヌザクラ、イヌビワ、イヌホオズキ、イヌシデ、イヌブナ、イヌマキ、イヌサフラン、イヌザンショウ、オオイヌノフグリなどがあります。

【基本データ】
イヌホオズキ・犬酸漿 科属:ナス科ナス属 
園芸分類:一年草 山野草 
学名:Solanum nigrum 
英名:Black nightshade
漢字表記:犬酸漿 
花期:7~10月
花色:白色 
花の大きさ:6~7mm 
別名:バカナス
草丈:30~60cm 
原産地:―― 
分布:北海道~沖縄 
利用法:山野草
花言葉:真実、嘘つき 
誕生花:――
撮影:2006/09/09 都立水元公園

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