ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)は、スズメ目・ツグミ科(ヒタキ科)に分類される小鳥。日本では冬によく見られる渡り鳥です。
チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期は日本、中国南部、インドシナ半島北部への渡りをおこない越冬します。日本では冬鳥として全国に渡来します。韓国では留鳥。
体長は13.5~15.5cm、体重13~20g。スズメよりわずかに小さい。オスは頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴です。メスは頭が淡褐色でオスとは簡単に見分けられます。胸から腹、尾にかけてはオスメスとも橙色をしています。翼は黒褐色だが中ほどに白くて細長い斑点があり、ここで近縁種と区別することができます。
目科属:スズメ目ツグミ科(ヒタキ科)ジョウビタキ属
学名:Phoenicurus auroreus
漢字表記:尉鶲、常鶲
分類:冬鳥
分布:全国
生息地:林、農耕地、市街地
観察期:10~3月
大きさ:全長14cm
くちばし:細くてとがる
尾羽:園尾
飛び方:直線飛行
色:
雌雄の特徴:雄は顔が黒く、下面はオレンジ色