名は、水中に生え、葉がカンアオイなどに似ているため。昔はナギ(菜葱)とよび、食用にしていた。
田、沼、湿地などに生える一年草。高さは20~40cm。
茎先に円錐花序を出し、径2.5~3cmの青紫色の花を多数つけます。
花被片(かひへん)は6個。根生葉は長さ幅ともに5~10cmの心形で、長い柄がつく。
葉質は厚く光沢がある。全体に毛がなくてやわらかい。果実はさく果。
かつては水田雑草としてよく見られました、水路の改修や除草剤の使用などによって生息環境が悪化し、個体数が減少している。絶滅危惧種。
【基本データ】
科属:ミズアオイ科ミズアオイ属
園芸分類:一年草、山野草
学名:Monochoria korsakowii
漢字表記:水葵
花期:7~10月
花色:青紫色
生育地:水田、沼地、水湿地
花びら:外花被片3、内花被片3
花の大きさ:2.5~3cm
別名:ミズナギ
草丈:20~40cm
原産地:東アジア
分布:北海道~九州
備考:準絶滅危惧種
花言葉:前途洋々
誕生花:8月29日
撮影:2000/09/09 江戸川区松島4丁目中川河川敷