ガマ科

花は単性、茎の上に雄花、下に雌花が集まって、花は互いに密集し、それぞれ棒状になる。

ガマ科(Typhaceae)は単子葉植物の科。ガマ属 Typha 1属のみからなり、世界の熱帯と温帯に10種ほどが分布する。
多年生の抽水性水草で、地下には太い根茎を走らせ、鱗片葉をつける。葉は細長く、基部は筒状に偽茎を包む。
花は単性、茎の上に雄花、下に雌花が集まって、花は互いに密集し、それぞれ棒状になる。花序は穂状に見えるが、実際には短い側枝の上に花が付く。花序の基部に苞があるが、早くに脱落する。花はごく単純で、雄花では柄の先に2~3個の雄蘂が、雌花では同じく柄の先に1個の雌蘂があるのみ。いずれもその柄には毛が生えている。雌花では果実が熟すると個の毛によって風に乗り散布される。果実は堅果で、ごく小さい。
ミクリ科に近縁。新しいAPG植物分類体系ではイネ目に入れている。
日本にはガマ、コガマ、ヒメガマが自生する。

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ガマ・コガマ

ガマ・コガマ

花は筒の中から現れ、花茎の先に円錐状にたくさん紫の小花がつく

科属:ガマ科ガマ属
園芸分類:多年草
花期:6~8月
花色:黄褐、淡緑色

飾り罫

園 芸 分 類