オモダカ科(Alismataceae)は被子植物の科のひとつ。世界中に11属、約90種が分布しています。湿地やため池、水田などに分布する種がほとんどである。大きなものでは1m近くありますが、小さなものは葉長は数センチ程度です。種子で繁殖するほか、塊茎や栄養芽などで繁殖する種も多い。
単子葉植物で、水辺や湿地に自生する水生植物。花は放射状花で、花弁・萼片とも3弁。おしべは6本から多数あります。果実は痩果。
クワイのように食用に給されるものや、サジオモダカのように薬用に用いられることもあります。しかしウリカワやオモダカなどのように水田雑草として厄介者扱いされる場合もあります。また園芸目的やアクアリウムで栽培される場合もあります。
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 単子葉植物綱 Liliopsida
目 : オモダカ目 Alismatales
科 : オモダカ科 Alismataceae
植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。
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