ウマノスズクサ科
つる性で花が左右相称のウマノスズクサと、茎が地をはい、花が放射相称のカンアオイのグループに大きく分けられます。
ウマノスズクサ科(Aristolochiaceae)は、ウマノスズクサ目に属する植物の科で、熱帯に多く、温帯(東アジア・北米・ヨーロッパ)にかけて世界に6属約600種が分布し、日本にはウマノスズクサ属とカンアオイ属が自生しています。
また、カンアオイ属をフタバアオイ属、ウスバサイシン属及びカンアオイ属などに分ける意見もあります。
つる性で花が左右相称のウマノスズクサのグループと、茎が地をはい、花が放射相称のカンアオイのグループに大きく分けられます。
花は3数性をしめし、両性で、大部分は花弁がなく(一部のものは花弁3枚)、萼は合生して筒状(先が3裂する)、ラッパ状または細長い管状になる。おしべは6または12本のものが多い。子房下位または半下位。クロンキスト体系では以下の属が含まれます。
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ウマノスズクサ・馬の鈴草
花弁はなく、3枚の萼が合生して筒状になっています。有毒植物
科属:ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属
園芸分類:多年生つる植物、山野草
花期:6~9月
花色:紫緑色