ボタン科
ボタンやシャクヤクが園芸用に栽培されるほか、漢方薬としても用いられる。
ボタン科 (Paeoniaceae) は双子葉植物の科で、ボタン属 Paeonia だけからなる単型科である。花が大きく美しいボタンやシャクヤクを含む。
草本または小低木で、アジア、南欧、北米西部に40種ほど分布する。日本にはヤマシャクヤク Paeonia japonica とベニバナヤマシャクヤク P. obovata が自生する。葉は複葉で深い切れ込みがある。花には雄蕊が多数、雌蕊が3~5個ある。
かつては見かけの似たキンポウゲ科に含められていたが、現在では系統的にかなり異なるとされる(APG植物分類体系ではユキノシタ目)。
ボタンやシャクヤクが園芸用に栽培されるほか、漢方薬としても用いられる。
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シコンノボタン・紫紺野牡丹
名前の通り紫紺の花を咲かせるノボタン。
庭木、鉢植えとして親しまれる
科属:ノボタン科ティボウキナ属
園芸分類:常緑半低木
花期:7~10月
花色:紫色
シャクヤク・芍薬
花はボタン(落葉小低木)と似ていますが、シャクヤクの茎は結構太くなりますが多年性草本の宿根草です。
科属:ボタン科ボタン属
園芸分類:多年草
花期:5~6月
花色:白、ピンク、紅、紫紅、黄色
カンボタン・寒牡丹・冬牡丹
雪除けのワラ囲いの中で、可憐な花を咲かせる冬ボタン
科属:ボタン科ボタン属
園芸分類:落葉小低木
花期:1~2月
花色:白、黄、紫、紅、淡紅色など
ボタン・牡丹
「百花の王」と呼ばれ、花の豪華さから中国では、花といえばボタンをさすほどでした。
科属:ボタン科ボタン属
園芸分類:落葉小低木
花期:4~5月
花色:白、黄、紫、紅、淡紅色など
東照宮ぼたん苑
園内には約250種、3200株のボタンが栽培され大型の花姿を誇っています。
科属:ボタン科ボタン属
園芸分類:落葉小低木
花期:4~5月
花色:白、黄、紫、紅、淡紅色など
フユボタン・冬牡丹
一般的にボタンは4・5月に豪華な花を咲かせますが、上野東照宮のボタン園では1月1日より2月下旬まで公開されています。
科属:ボタン科ボタン属
園芸分類:落葉低木
花期:1~2月
花色:白、黄、紫、紅、ピンク