オシロイバナ科 (Nyctaginaceae) は被子植物門双子葉植物綱の科の1つで、熱帯~温帯にかけて約30属390種類が知られています。
草本から時には木本。対生、時に互生の葉にはシュウ酸カルシウムの結晶を持つ。
花はたいてい両性で集散花序につきます。苞は大型で顕著な花弁状あるいは萼状となります。花弁は退化的で、オシロイバナのように融合した萼片が目立ったり、ブーゲンビリアのように苞が目立つことがある。
日本では夕方から咲くオシロイバナや南国のブーゲンビレアが良く知られています。
日本には自生種はないが、屋外や温室で観賞用に栽培されるものがある。
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ナデシコ亜綱 Caryophyllidae
目 : ナデシコ目 Caryophyllales
科 : オシロイバナ科 Nyctaginaceae
植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。
このため、当サイトでは順次移行することとし、旧科名と名称でもリンクできるようにし、変更したことを表記いたします。
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タネの中の胚乳が白い粉末状で、白粉に似ていることこら、オシロイバナの和名があります。
科属:オシロイバナ科オシロイバナ属
園芸分類:多年草
花期:7~10月
花色:赤紫、ピンク、黄、白色、絞りなど
ハイビスカスとともに熱帯花木の代表です。枝いっぱいに華麗な花を咲かせます。
科属:オシロイバナ科ブーゲンビリア属
園芸分類:中低木
花期:5~10月
花色:ピンク、マゼンタ、紫、橙、黄色など