クレマチス(1) Clematis
修景用のつる植物として人気があり、「蔓性植物の女王」と呼ばれている。
日本原産のカザグルマや中国原産のテッセン、ヨーロッパ原産のビチセラ、インテグリフォリアなどの原種やそれぞれの交配種です。
花は大型、色も豊富で花姿も品種によって異なり楽しませてくれます。
花びらのように見えるのは、雄しべが弁化したがく片です。
テッセン(鉄線)およびカザグルマ(風車)はクレマチスの品種の一つだが、クレマチス全体を指してテッセンやカザグルマの名が使われることもある。
日本産のものは、ボタンヅル、センニンソウ、ハンショウヅル、カザグルマ等がある。
ボタンヅル、センニンソウと呼ばれるものは小型の白い花を多数着ける。
ハンショウヅルは釣り鐘型の花を少数着ける。
これらではなく、カザグルマのように大柄の上向きに平らに開いた花をつけるものが鑑賞用に喜ばれ、人工交配品による種も作られている。
交配は原種をもとに何世紀にもわたって続けられ、現在では1000種を超える交配品種が生み出されている。
一重咲き、八重咲き、釣鐘型と多くのバリエーションがみられる。
修景用のつる植物として人気があり、「蔓性植物の女王」と呼ばれている。
【基本データ】
科属:キンポウゲ科センニンソウ属
園芸分類:落葉つる性
品種名:クレマチス
学名:Clematis spp.
花期:4~11月(四季咲き)
樹高:1~5m
栽培適地:全国
原産地:世界各地
花色:白、赤、青、紫、黄色
草丈・樹高:1~5m
用途:庭木、鉢植えなど
花言葉:高潔、たくらみ、美しい心、旅人の喜び、精神的な美しさ
誕生花:5月9日、7月1日、7月2日、9月12日
撮影:2012/05/05 筑波実験植物園
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