アケビ・木通 Five-leaf akebia

秋、実は熟すとザックリと縦に割れ、大きな口が笑っているようで、愛きょうがある。

アケビ・木通 茎はつるになって他物に巻き付き、古くなると木質化する。
雌花と雄花を比べると、雌花のほうがはるかに大きいのが分かります。
「アケビ」という名前の由来は、熟した果実が割れることから、「開け実(アケミ)」→「アケビ」になったという説や、古く朝廷に献上されたという、アケビに似た果実「ムベ(熟しても果実が割れない)」と比較した名前。

秋、実は熟すとザックリと縦に割れ、大きな口が笑っているようで、愛きょうがある。
さわやかな新緑、落ち着いた色合いの花、葉が落ちた後の裸の枝も、情緒があって美しい。〈ヤマケイポケットガイド5 庭木・街路樹〉より

成熟した蔓はかごを編むなどして工芸品の素材として利用される。
アケビまたはミツバアケビのつる性の茎は木通(もくつう)という生薬である(日本薬局方に記載の定義による)。
木通は利尿作用、抗炎症作用などがあり、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)などの漢方方剤に使われる。出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ムベはアケビと同じアケビ科に属し果実も似ていますが、熟しても裂けることはありません。冬になると表皮が美しい紫色になります。

【基本データ】 アケビ・木通 科属:アケビ科アケビ属
園芸分類:つる性落葉低木
品種名:アケビ
学名:Akebia quinata
漢字表記:木通
花期:4~5月
花色:淡紫紅色
花びら(がく片):3枚
花の大きさ:雌花直径10~15mm
花の大きさ:雄花直径3~4mm
実:長球形。肉質で熟すと裂ける
葉のつき方:掌状複葉
原産地:日本、中国
樹高:5~10m
栽培適地:本州~九州
花言葉:才能、唯一の恋
誕生花:10月23日、11月1日
撮影:2022.04.08 葛飾区西水元
撮影:2012.04.15 筑波実験植物園

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アケビ・木通 アケビ・木通 アケビ・木通

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