アケビ科
花は単性で3数からなる。萼は3または6で花弁のようにみえる。
アケビ科(Lardizabalaceae)は双子葉植物に属する科。7属35種ほどからなり、つる性または直立(Decaisnea属のみ)の低木。
大部分が東アジア(日本、朝鮮からヒマラヤまで)に分布するが、Lardizabala とBoquila の2属はチリに産する。
花は単性で3数からなる。萼は3または6で花弁のようにみえる。花弁は退化してないか、または蜜腺に変化し6個。雄しべは6本。雌しべは3ないし15心皮が離生し、花柱はなく子房の先が柱頭となり、また心皮が完全に閉じていない場合(アケビ属)もある。
葉は複葉(大部分は掌状、Decaisnea属のみ羽状)で、互生する。
果実は液果で多数の種子を含み、アケビやムベなど食用にされるものもある。
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アケビ・木通
「アケビ」という名前の由来は、熟した果実が割れることから
科属:アケビ科アケビ属
園芸分類:落葉つる性低木
花期:4~5月
花色:淡紫紅色
シロバナアケビ・白花木通
アケビは淡紅紫色ですが、園芸種として淡黄白色のシロバナアケビがあります
科属:アケビ科アケビ属
園芸分類:落葉つる性低木
花期:4~5月
花色:淡黄白色
ミツバアケビ・三葉木通
3枚の小葉があることからミツバアケビとよばれる
科属:アケビ科アケビ属
園芸分類:落葉つる性低木
花期:4~5月
花色:濃紫色
ムベ・郁子
花には雌雄があり、芳香を発し、花冠は薄い黄色で細長い
科属:アケビ科ムベ属
園芸分類:落葉つる性低木
花期:5~6月
花色:薄い黄色