ブナ科

常緑樹も落葉樹もあるが、すべて木本。新芽は鱗片が螺旋状に並んだもので包まれる。

ブナ科 (Fagaceae) は被子植物の科のひとつ。世界に10属、1100種程度ある。雌雄同株で多くは高木。古くは殻斗科とよばれた。
温帯から亜熱帯にまで広く分布し、主に北半球に多く分布します。生育地のほとんどで、森林を構成する重要な樹種となっている。日本ではシイとカシ類が常緑広葉樹林の、ブナが落葉広葉樹林の重要な樹種である。
常緑樹も落葉樹もあるが、すべて木本。新芽は鱗片が螺旋状に並んだもので包まれる。
雌雄同株で、雄花は穂状について垂れ下がり、いわゆる尾状花序である。殻斗(総苞片が硬く変化したもの)に1個ないし2~3個の果実(堅果)の基部あるいは全体が覆われ、殻斗果(=ドングリ状果)と呼ばれる偽果をつける。

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カシワ・槲

シャクヤク・芍薬

カシワの名はもともと「炊葉」を意味し、食べ物を葉に盛ったことに由来します。

科属:ブナ科コナラ属
園芸分類:落葉中高木
花期:4~6月
花色:黄緑色  

クヌギ・櫟、椚、橡

シャクヤク・芍薬

花は雌雄別の風媒花で4~5月頃に咲く。雄花序は前年枝から下垂し、黄色い10cmほどの房状に小さな花をつける。

科属:ブナ科コナラ属
園芸分類:落葉高木
花期:4~5月
花色:黄色

ドングリ・団栗

シャクヤク・芍薬

どんぐり(団栗)は、落葉樹のコナラ・クヌギ・カシワなど常緑樹のシラカシ・アラカシ・マテバシイ・ナラ・スダジイなどの果実(正確には種子ではない)の総称で、狭義にはクヌギの果実を指す。

マテバシイ・馬刀葉椎

シャクヤク・芍薬

実はいわゆるドングリ(堅果)で、長さが2~3cmになる。殻斗(帽子)は総苞片が瓦状(ツブツブ状)に並ぶ。

科属:ブナ科マテバシイ属
園芸分類:常緑高木
花期:6月
花色:淡黄色

飾り罫

園 芸 分 類