レンプクソウ科
春先に花弁が4列したものが中央に1輪花弁が5裂したものがその周囲に4輪固まって咲く。
レンプクソウ科(Adoxaceae)は双子葉植物綱マツムシソウ目の植物の科で、クロンキスト体系以前には小さい多年草であるレンプクソウ Adoxa moschatellina 一種のみからなっていました。しかしAPG植物分類体系ではガマズミ属 Viburnumとニワトコ属 Sambucus (これまでスイカズラ科とされていた、ほとんどが木本)も含み、3属、150ないし200種を擁するようになりました。
レンプクソウは日本を含むユーラシアの温帯から寒帯にかけて分布しています。
春先に花弁が4列したものが中央に1輪花弁が5裂したものがその周囲に4輪固まって咲くため、日本では連福草(れんぷくそう)というおめでたい名前が付けられていますが、ラテン語のAdoxaは「何の取り柄もない」という素っ気ない意味です。
近年の分類法であるAPGではガマズミ属やニワトコ属がスイカズラ科からレンプクソウ科へ移っています。APGでは5属220種になっています。
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