セリ科 (Apiaceae) は、ニンジンやパセリを含む被子植物の科の一つ。およそ400属3700種が分布しています。
芳香を持ち、ハーブや野菜、香辛料として使われる種を多く含まれています。
花は白く小さい花が、傘を開いたように集まって咲く、特徴的な散形(傘形)花序をつけるので、古くは散形科または傘形科(さんけいか)と呼ばれました。ラテン名の代替名であるUmbelliferaeも同じ意味です。子房下位で果実は分果(2個に割れる)。
葉は深く切れ込んで複葉になっているものが多く、芳香があり、ハーブとして用いられるものも多い。
界 : 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
目 : セリ目 Apiales
科 : セリ科 Apiaceae
植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。
このため、当サイトでは順次移行することとし、旧科名と名称でもリンクできるようにし、変更したことを表記いたします。
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