ユリ科 (Liliaceae) とは、被子植物の分類の一つ。単子葉植物に属しています。世界中広く分布しており高山から温暖帯、乾燥地帯などに適応し、多年草で球根類、多肉植物など約288属4950種くらいあります。
花は放射状に内側に3枚、外側に3枚の花弁があります。根が球根になるものが多い。
ネギ属やユリ、チューリップなど、地下に鱗茎・球根が発達するものが多いが、形態的には様々で、つる性のものや、葉が退化して茎が葉のようになったもの(アスパラガスやナギイカダなど)もある。チューリップやヒヤシンスなどの園芸植物が親しまれている。毒を持つものが多く、ヒトにとっては野菜であるネギ属も犬や猫などにとっては危険な毒草となる。
近年分類方法が変わったため、ユリ科から多くの科が分かれました。
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 単子葉植物綱 Liliopsida
目 : ユリ目 Liliales
科 : ユリ科 Liliaceae
植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。
このため、当サイトでは順次移行することとし、旧科名と名称でもリンクできるようにし、変更したことを表記いたします。
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