春に咲いている花を五十音順に掲載しています
春に咲く花(15)(3・4・5月)
クルメツツジ・久留米躑躅
半落葉低木 花期:4~5月
天保時代(1831~1845年)に、久留米藩の坂本元蔵がサタツツジとヤマツツジやミヤマキリシマを交配して新しい品種を改良したのが始まりです。
ツツジの中では樹形が小さく纏まり易いといった特徴があります。街路樹として植えられているツツジの多くはクルメツツジです。
ツバキ・椿
常緑高木 花期:11~4月
椿の栽培の歴史は長く、日本では733年「出雲風土記」にすでに椿が用いられ、江戸時代には大々的に品種改良が進められていました。
冬から早春にかけて、濃い緑の中にぽつぽと赤い花を咲かせます。日本各地にツバキの名所があって春の陽射しの温もりを感じながら鑑賞する姿が見受けられます。